冬の気温予想(愛知・岐阜・三重)2020年-21年

3年ぶりに寒い冬になる可能性

名古屋の冬

近年の名古屋は猛暑の夏が続いています。今年は40℃超えこそなかったものの、8月27日までの「猛暑日」は19日、また27日まで14日連続で猛暑日となり、1995年以来25年ぶりということです。

昨年も8月と9月は平年より気温が高く、おととしは梅雨明け直後の7月から8月が猛暑。同年の8月3日は観測史上初めて40.3℃を記録しています。近年は猛暑が常態化しているように感じます。

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コロナ禍のいま、今年の冬が心配

全国で「新型コロナ」の感染が続き、愛知県も8月5日から22日まで県独自の「緊急事態宣言」が出されていました。まだ厳しい残暑が続く中ですが、秋から来年春にかけてはインフルエンザの流行も気になります。

冬の気温とインフルエンザの流行に確定した因果関係はないようですが、寒い冬は感染者数が増える傾向(相関関係)はみられるようです。

インフルエンザの流行状況(過去3年)

受診者数は全国の推計で「国立感染症研究所」のデーターから出典しています。また受診者数は累計で2010年-11年以降の記録です。

期間 累計受診者数 暖冬or寒冬 受診者数
2019年‐20年 約728.5万人 暖冬 最少
2018年‐19年 約1206.7万人 暖冬
2017年‐18年 約1489.6万人 寒冬 最多

東日本での「暖冬」基準は平年差が0.5℃以上、「寒冬」は0.2℃以下です。

前シーズンの冬は東日本・西日本で記録的な暖冬でした。気温が直接影響しているかはエビデンスが確立されていないようですが、受診者数の発表がある2010年‐2011年以降では、もっとも少なくなっています。反対に「ラニーニャ現象」の影響で、寒い冬となった2017年‐18年の冬は、もっとも多くなっています。今年は「コロナ禍」が続く中で、冬の気温が気になります。

寒い冬はインフルエンザが流行

ラニーニャ現象が発生。冬まで続く確率は70%

気象庁は2020年9月10日に「ラニーニャ現象」が発生したとみられると発表しています。また冬にかけて続く確率は(気象庁のエルニーニョ/ラニーニャ監視速報)は70%と予想されています。3年ぶりに寒い冬になる可能性が高くなっています。

ラニーニャ発生確率

ラニーニャ現象は発生する時期によって気候への影響が異なり、11月を中心とした10月~12月の場合は、「東日本」で平年の気温より低くなる傾向ということです。
※気象庁の予報区分では、名古屋を含め東海地方は「東日本」に含まれます。

新型コロナウイルスの流行とインフルエンザの大流行が重なる恐れもあり心配です。いま出来ることは新型コロナの感染をできる限る抑えるよう、日々の生活により一層気をつけることが大切かと思います。

冬の気温(東海地方)

東海地方(愛知県・岐阜県・三重県)の過去3年間の冬(12月~1月)の気温(平年差比)です。

単位:℃

期間 12月 1月 2月
2019年-20年 +1.8 +2.8 +2.1
2018年‐19年 +1.2 +0.6 +2.0
2017年‐18年 -1.3 -0.6 -0.7

全国の冬の気温と積雪の予想はこちらから>>

県庁所在地の平年値(月平均気温)

現在の平年値は1981年-2010年の観測データーが使われています。10年ごとに更新されるため、2021年以降は変わる場合があります。

単位:℃

県庁所在地 12月 1月 2月
愛知県名古屋市 7.0 4.5 5.2
岐阜県岐阜市 6.9 4.4 5.1
三重県津市 7.8 5.3 5.6
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