印刷工場のコロナウイルス対策

スタッフの衛生と製品の安定供給

全国的に「コロナウイルス」による大きな影響が出ています。収束の見通しが立たない不安は、業種・業態に関わらず多くの方が感じていることと思います。当社(名古屋市緑区)の工場で実施しているコロナ対策をご紹介いたします。

工場のコロナ対策

[目次]

事務所と工場で実施

さまざまな報道を見る限り現状では「コロナウイルス」についての知見は少ないものの、他のウイルスと同様に室内の換気と手洗い、共用部分の消毒が重要と考えています。

始業前の健康チェック

事務・工場スタッフ全員に発熱や体調の変化がないかを確認しています。もし感染が疑われる場合は保健所等への相談を行ったうえ、適切な指示をいただくようにしています。

手洗いの励行とアルコール消毒

作業前・作業後に手洗いの励行、アルコール・スプレーによる消毒を徹底しています。また電話機は共用部分でもあり、使用者はマスクの着用とアルコール消毒を徹底しています。

アルコール除菌

アルコール除菌

マスク着用

マスク着用

マスクの入手が非常に困難になっていますね。当社も例外ではなく、入手はドラッグストアに開店前から並ぶしかないです。しかも入荷が不安定で空振りになる日もあります。

作業時のマスク着用と換気

当社工場は外部から人の出入りはほとんどなく、通常の状態ではクラスター要因はないものと考えています。しかし万一スタッフに無自覚感染等があった場合を視野に、できる限りのの対策を継続しています。

スタッフのマスク着用と換気を行っています。しかし印刷工場のため、雨の日など湿度が高いと紙への影響が発生することもあり、課題となっています。現状においては製品の品質に影響を与えないように、原紙の保管方法・配置などを工夫しています。

パソコンなどOA機器、トイレなどの共用部分

共用個所の清掃回数を増やしています。手が触れる部分は「塩素系漂白剤」を薄めたもので殺菌するなどの対応を行っています。(消毒用アルコールも入手が困難ですね)

塩素系漂白剤での消毒

2リットルのペットボトルに40ml(キャップ8杯分程度)で、ほとんどの個所の殺菌が期待できると思います。ただしスプレーでの噴射はウイルス拡散の恐れがあり、推奨されていません。ゴム手袋等を使い手拭きが推奨されています。

  • ドアノブ・手すり等:0.05%(500mlの水道水に塩素系漂白剤を5ml。ペットボトルのキャップ1杯分程度)
  • 吐しゃ物が付着した床等:0.1%(500mlの水道水に塩素系漂白剤を10ml。ペットボトルのキャップ2杯分程度)

名古屋市のHPを参考(PDF)

消毒箇所
  • 台所・トイレ等
  • エレベーターの呼び出しボタン、停止階ボタン
  • 建物の出入り口にあるドアノブ、ハンドル、セキュリティー対応の
    オートロックボタンなど不特定の人が触れる部分
  • 照明スイッチ

困難な状況を乗り切りましょう

今般のコロナ騒動は日本経済、生活への影響が甚大なものになっています。

衛生対策ひとつにしても出来ることは限られていますが、それでもリスクを少しでも小さくすることが大切だと思います。それぞれが知恵を出し合い、また我慢することで困難な状況を乗り越えたいと思っています。

名古屋市のコロナ対策については、下記のページが参考になります。

印刷物の安定供給のために

現状において原紙の入荷や在庫、生産体制は安定しています。お客様のニーズに十分お応えできる状況であり、伝票等の欠品による機会損失を発生させないように努めています。

また当社ではお客様の需要予測から、個別の生産計画と当社保管(随時出荷)にも対応しています。ご希望の場合はお気軽にご相談ください。

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