ノーカーボン(感圧)複写紙の構造と発色の仕組み

ノーカーボン紙(感圧紙)とは

「ノーカーボン紙」はボールペンなどで上から書くと下の紙に書いた文字が写る特殊な紙です。伝票や申込書などに幅広く使われています。この用紙には上用紙(A紙)、中用紙(B紙)、下用紙(C紙)の3種類があり、一定の組み合わせの時にだけ筆圧や印字圧で発色します。

よく似たもので、裏面が黒い「カーボン紙」があります。カーボン紙はその名の通り裏面に黒いカーボンが塗ってあります。下の紙に制限がなく、どのような紙にも複写できるのですが触れた面はどこでも汚してしまいます。それに対してノーカーボン紙は化学反応で文字を写すので、どのような紙にでも複写できる訳ではありません。用紙には裏表があり、扱いも注意が必要ですが、カーボン紙と違い、手や机や他の紙を汚しません。

ノーカーボン紙の発色の仕組

感圧発色の原理

上用紙(A紙)、中用紙(B紙)、下用紙(C紙)を図のように重ね筆圧や印字圧を加えるとその圧力によって発色剤のマイクロカプセルが壊れ、中の無色染料が顕色剤と化学反応を起こして瞬時に発色し、半永久的に安定した発色が得られます。

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